“デザインの力で良いプロダクトを ユーザーへ”をもっともっと実現していきたい

高橋真実子

Mamiko Takahashi

くふうA Iスタジオ

デザイン推進部兼ワーク事業部ワークデザイングループリーダー

interview

2018年「みんなのウェディング(現エニマリ)」にデザイナーとして新卒入社。ウェディングドレス選びのサービス開発などに携わり、2020年「Da Vinci Studio(くふうA Iスタジオ)」に転籍。自社および他社サービスの開発に従事。2022年にはデザイン部部長としてマネジメントを経験。現在は「くふうAIスタジオ」にて、新規事業サービスの立ち上げにデザインリーダーとして活躍中。

面接でUXデザインという存在を知りやりたかったことはコレだ!とピンときた

新卒で「みんなのウェディング(現エニマリ)」に入社されていますが、実はIT企業に就職するつもりはなかったとか?

元々はポスターとかに興味があって、グラフィックデザイナーになるつもりで印刷会社などを受けていました。でも就職活動をしていくうちに、「私、ポスターじゃないのかも…」と思い始めて。もっと情報をまとめたり伝えたりする仕事がしたいんじゃないのかな、というのに気づきました。

それからIT系の企業を見るようになり、その時に、面接官だったデザイナーである今泉さんから、「UXデザイン」という世界があることを教えていただきました。話を聞いているうちに、自分のやりたいことはこれだ!と。

子どもの頃からおしゃべりというか、人と話すことが好きで、流動的なことやわかりにくいことを整理したり、筋道を立てて人に話すことがわりと得意だったんです。それが、UXデザインという仕事に活かせそうだと思いました。

とはいえ、UXやUIを学んできたわけではなかったので、これは!という予感だけで入社したところはあります。でも、会社全体、社員みんなに、いいUX実現への機運があると感じたので、不安はありませんでした。

1年目で新規事業サービス開発に関わっています。実際にプロダクトを作ってみて、いかがでしたか?

半年の研修後、「みんなのウェディング(現エニマリ)」で、ウェディングドレス探しをサポートするアプリ開発に携わりました。新規事業だったので、少人数の小さなチームみんなで作っていきました。

デザイナーだから後方待機ということはなく、営業担当と一緒に私自身もクライアントとの打ち合わせに出向くこともしばしば。ユーザー像だったり、実際に使うときの困りごとだったり、生の声をヒアリングをするようにしていました。

営業担当と席も近かったので、一緒に施策を考えたり、「こういうのあったらいいよね」とか、クライアントの要望を叶えるよう、みんなで知恵を出し合ってプロダクト作りを行えたのはいい経験だったと改めて思います。

やりたかったUX設計にも携われたということですね。提案なども積極的にされていたのでしょうか?

最初は、やはり1年目ということもあり未熟だったので、いろいろ提案しようと話してみてもうまくいかずという日々もありました。ですが新規事業って正解は誰にもわからないので、その中でこれはいいかもとか、これは違うのかもとか、やりながら試行錯誤することができました。本当に大きな学びになったと感じています。

チームの中で基本的にはデザイナーは私一人で、その分、デザイナー以外の方とのコミュニケーションが多かったことも、今振りかえると、すごくいい経験だったなと思います。

デザイン部って、一線引いている会社も結構多いと思うんです。でも、それだと、こういう背景があってこの人はこの話をしているんだな、といったことを生で感じる機会というのが失われてしまうと思っています。直接、それぞれの立場でそれぞれの苦労があることを間近で見られたので、一緒に仕事をする人への敬意が生まれました。

チームの力を発揮できる環境を作りたくてマネージャーに。でも覚悟が足りなかった

2020年には「Da Vinci Studio(現くふうAIスタジオ)」に転籍し、2022年にはデザイン部部長になられていますね。

きっかけは、2021年に上司であるデザイナーの上ノ郷谷さんと面談したことです。今後の目標を聞かれて、「みんなの力をもっと発揮できる環境を作りたい。それによってより良い成果を上げられるようなことをしたい」と答えたんです。そうしたら彼に、「それならマネージャーだね」と言われました。

でも、実際にマネージャーになってみたら、みんなとの衝突を恐れてしまうあまり、時には厳しいことも伝えなければいけないという覚悟が足りなかったなと思い知りました。メンバーと目標そのものに対する期待のすり合わせをしたり、作った目標に対する進捗に関してしっかりと指摘をすることは難しかったです。

ただ、今は、私は気づきを与える役割なんだ、と考えています。技術を教えたり、指摘することよりも、「問いかけ」が大切なのかな、と。問いかけによって、人が自分で気づいて、次に向かって前進してくれると、達成感があります。

目標も、単純に上から「こうしなさい」と降りてくるわけではなく、自分たちで考えると聞いています。

会社のミッション&ビジョンに基づき、会社とマネージャー、個人に至るまで、自分たちで擦り合わせて自分たちで考えます。デザイン部では、部長が部の目標を作ったらメンバーにレビューをもらって確定させ、メンバーも部の目標に基づいた個人の目標を作り、部長と他のメンバーからレビューをもらって確定させていました。

集団で目指す姿とその中で個人が目指す姿が両立されるように、また個人が目指したいキャリア形成がちゃんとできているかを日々振り返れる指標としての目標を意識しています。

「目指す姿」をメンバーそれぞれが持って仕事をすることができていると感じています。

サービス設計でもチーム作りでも、デザイナーへの期待値をもっと上げたい!

今後はどんなデザイナーを目指していきたいですか?

デザインの力で良いプロダクトの実現に貢献するシーンを増やしたい、という目標は変わりません。

仕事をする上で最近大切にしているのは、「ちゃんと捉える」ということ。この仕事はどういう仕事か、メンバーはどういう人か、私が目指していることは何か、といったことをぼんやりではなく、解像度高く捉えていたいと思っています。そうすれば、ポジティブな方向に進んでいく気がします。

あとは、謙虚でいるということ。デザインは特定の人しかできないものかのように、デザイナー本人もそうでない周りの人たちも思いがちなところがあります。でも、デザインってデザイナーだけでやることでもデザイナーだけができることでもないので、謙虚な心を持ってデザインへのフィードバックを聞いたり、他の職業へのリスペクトと心遣いを忘れずに対等なコミュニケーションを大切にしたいと考えています。

デザインを広義に捉えて、ただ表面的なデザインをするのではなく、「体験からのサービス設計」と「チームでのサービス作り」の両方を達成したい。「チームをデザイン」できるようなデザイナー像を目指しています。

ワークライフバランスは取れていますか?

とれていると思います。どちらかというと常に仕事のことが気になってしまうほうなのですが、意図的に「ここから先は仕事のことはなし!」と切り替える意識を持って、思いっきり遊んだりするようにしています。

お仕事の三種の神器はありますか?

1.Apple Magic Trackpad

無線トラックパッドです。デザイナー必携かもしれません。ノートパソコンを高いところに置いているので、手元にパッドがあると便利です。

2.Shockz 

打ち合わせや、8名のメンバーとの2週に一度の1on1など、オンライン会議が多いので、ヘッドセットは必須。骨伝導は、疲れにくい気がします。

3.notion

議事録やメモはアプリ派です。結構細かくメモを取っていて、言われたことを遡って、「ここでこう言ってました」とかすぐ出てくるようにしています。

お休みの日の過ごし方は?

最近、カフェが立ち並ぶ地域に引っ越したので、カフェでランチを食べて、帰りに食材を買い物して帰るというのがルーティンです。

毎日の献立は、1週間分を考えて、それをひたすら作るスタイル。なので、その食材をまとめ買いします。お休みの日は時間があるので、少し凝った料理に挑戦することもあります。

取材:尾崎真佐子 撮影:篠原春菜

 

other interview

その他の社員インタビューはこちら